リハビリテーションアプローチからセラピスト教育、研究活動まで日々の活動をアウトプットしています。文献紹介などの客観的な情報から主観的な考えまで幅広く記載しているつもりですので、あくまでも批判的にご活用ください。
2014年1月30日木曜日
STAP細胞
今朝の朝刊の一面はSTAP細胞のニュースでした。
何よりも驚いたのは発見したチームのリーダーが30歳だったということ。
小保方さんは本当にすごいと思います。
若くして、周りから認められない苦労にも耐えて世紀の発見を世に送り出したのですから。
Natureに論文を出して、一度はリジェクトされたそうですが、これは査読システムがおかしいのではなく、これまでの常識が覆る発見はそれだけ証明が難しいのだと思います。
本当にこんなことが起こるのだろうかという疑いの目は論文の査読者だけでなく、読者も当然そう思うでしょうから、よほどの説得力を持った論文でなくては通らないのでしょう。
論文はだいたい先行研究をもとに論旨を組み立てていきますが、これまでの常識を覆すとなると、引用もしにくく、相当に説得力を持った研究デザインと文章であったと思います。
今回、発見したことも当然すごいのですが、認められる形で論文にして世に送り出した努力は並大抵のものでないでしょう。
私も実際に図書館で読んでみて、勉強させていただきます。
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.html
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12969.html
ちなみにArticleとLetterと二本同時掲載なのですね。
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