リハビリテーションアプローチからセラピスト教育、研究活動まで日々の活動をアウトプットしています。文献紹介などの客観的な情報から主観的な考えまで幅広く記載しているつもりですので、あくまでも批判的にご活用ください。
2013年12月27日金曜日
年内最後のデータとり
年内で最後の計測を終えました。
脳卒中の非麻痺側使用制限下での歩行の効果です。
発症から数年経過した対象者のデータを測定しておりますが、早速解析すると面白いデータになっております。
膝関節を固定して歩行させるという金のかかっていない貧乏療法(Poor Tharapy: 勝手に英訳しました。理学療法と同じPTと略せますが(笑 )でも効果が出せるものです。
世の中ではrTMS、tDCS、ロボット療法、ボツリヌス療法など脳卒中に関してどんどん新しいリハビリテーションが開発されておりますが、結局それだけでは治療は完結出来ず、専門職による運動療法が大事だといわれております。
iPS細胞で中枢神経を作り出したとしても、その細胞を体内で生かし、ネットワークを作るのは運動療法であるそうです。
それも運動学習理論などを踏まえた上での提供が不可欠です。
やはり私たち理学療法士、作業療法士の腕にかかっていると思っています。
私たち自身の腕は磨いていかなければなりません。
磁気刺激などは大学などの先進医療研究機関の医師、療法士が研究を行ってくれるでしょうから私はどこでも誰でも行い得る治療法を開発したいと思っております。
まあ、私も大学教員ですが...
まだまだ症例は集まっていませんが、どこかと協力して行っていきたい方法です。
誰か一緒にやってくれる方を募集しております。
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